動脈硬化の検査
動脈硬化の検査は、健康診断や人間ドックで行なうことが多いですが、生活習慣が乱れている人は、定期的な検診を行なったほうが無難かもしれません。
なかでも、中高年(特に男性)、喫煙習慣がある、高脂質血症、高血圧、肥満、冷え性、糖尿病、ストレス過多、過度の飲酒、運動不足など、このような症状や習慣が当てはまる人は必要性が高いと言えます。
検査にかかる時間は、わずか数分程度で、衣服を着用した状態でも受けられるのが普通なので手軽です。
ここで出た検査数値を確認すると、どのような生活習慣病に注意すれば良いのかが分かるので、脳梗塞や心筋梗塞などの重大疾患を未然に防ぐためにも役立ちます。
動脈硬化の検査方法
一昔前ならば、眼底動脈を目視で確認したり、写真撮影によって動脈硬化の進行度合いを調べていましたが、最近では頚動脈エコーによる検査が行なわれています。
頚動脈エコーとは、血管の状態をモニターで見ることができる検査法であり、血管内壁の厚さやプラークの状態などを把握することができます。
この検査のメリットは、全く痛みや弊害がなく、簡単に血管年齢を把握することができる点で、検査時間も短く、現在の動脈硬化の検査の主流となっています。
動脈硬化の検査項目
動脈硬化の検査では、生活習慣病をトータル的に把握できる方法がベストだと言われています。
動脈硬化は、血液状態をあらゆる角度から把握するために、血圧測定、糖尿病、脂質、内臓脂肪、肥満度、体脂肪などなど、それらをトータル的に把握することで、より徹底した予防が可能となります。
動脈硬化が高脂質症と関連深いことは有名ですが、ほかにも高血圧や糖尿病との関連性が深く、動脈硬化を促進させることが知られています。
特に、下肢の症状である閉塞性動脈硬化症は、最悪のケースでは壊疽につながる面倒な症状なので、早期発見治療が大切です。
尚、閉塞性動脈硬化症の場合は、血液検査のみでは詳細の把握が不可能なため、超音波(エコー)検査を行ないます。