胃腸炎による下痢
胃腸炎の症状で主なものといえば下痢でしょう。
胃腸炎の下痢は、風邪の症状と間違われる場合もありますが、風邪の下痢よりも症状が突発的で重いのが特徴です。
これは、胃腸の粘膜の荒れが原因ですので、消化のよい食事と、こまめな水分補給によって改善することが多いですが、もし改善しないならば病院で座薬の処方を受けることもあります。
また、下痢と嘔吐が伴う場合は、身体の水分が脱水する可能性があるので、点滴が必要になることもあります。
胃腸炎による下痢は、放置しておくと体重が減少したり、栄養不足に陥ったりするので、早めに医療施設を訪れて、診断してもらうのがよいでしょう。
ここでは、食事療法をメインとして治療を勧められることが多いです。
胃腸炎による下痢の食事
下痢の食事については、胃腸炎、風邪、その他の下痢に関係なく、治療法はほとんど同じです。
胃腸の負担にならないヨーグルトや、煮込みうどん、ふかしいも、おかゆ、などをメインとして食事を組み立てます。
麺類に関しては、うどんの消化が最もよく、逆にラーメンやスパゲッティなどはオススメできません。
飲み物に関しては、りんごジュースが理想的だとされ、意外とよさそうに思える牛乳は避けるべきです。
牛乳は、健康な人でも体質に合わない場合は下痢になることが多く、欧米人と比べて日本人は牛乳には向いていないことが原因です。
ウイルス性胃腸炎と下痢
ウイルス感染によって引き起こされるウイルス性胃腸炎も、下痢を伴う症状の一つです。
ウイルス感染による下痢では、便の色が通常と異なり、黄色や白に近くなるのが普通です。
一般的にウイルス性胃腸炎は、細菌性よりも症状が軽いですが、嘔吐が伴う場合は水分不足になる危険性が高いので注意しましょう。
胃腸炎全般の症状では、嘔吐や発熱が現れないことも多いですが、下痢に関しては現れるのが普通なので、著しい下痢を伴うならば胃腸薬で対処しようとせずに胃腸科へ行きましょう。
尚、子供のウイルス性胃腸炎の場合は、小児科のほうがよいでしょう。